この記事は昔書いた記事です。こちらにも転記しておきますー。

 

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はじめてのレポートということもあり、いろいろ考えてみたのですが、経験が長くて釣果にも自信のあるキス釣りからスタートすることにしました。

メインは前々から試したかった挑戦。名づけて「サーフィン釣り」。

とはいえその前に、最初だし男らしくダイナミックな遠投をカッコよく撮影してもらおうと考え、広いビーチがある千葉外房の「御宿ビーチ」へ向かうことに。

だが・・・

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御宿ビーチへ 

チーバくんでいえばお尻部分

 

当日は晴天で天気の具合もよく、大漁旗を胸に掲げての釣行日和だ。

しかしいきなりの挫折。。

御宿について最初に感じたことは

「サーファーが沢山いる」

だった。。

邪魔とは言えない

 

当初の予定では、最初に砂浜からの遠投を楽しみ、残った時間を使って 「サーフィン釣り」などという企画にチャレンジする予定だったのだ。

サーファーのみなさんがわんさかといるこのビーチで遠投することはちょっとムリだと感じ、早々にあきらめることにした。

すこし離れて途方にくれる

 

これはもう、かっこよく撮ってもらうのは諦めて「サーフィン釣り」に突入するしかない。

初っ端からネタっぽいスタートとなって少々残念である。

気を取り直して「サーフィン釣り」の概略を説明することにする。

 

「サーフィン釣り」とは

従来砂浜でキスを釣る場合、遠く沖にキャストするほど釣果が見込めると信じている。

オレがどれくらい飛ばしているのか測定したことがないのでわからないが、たぶん100m前後だと思う。

だがサーファーは100mよりはるか沖にでているような気がする。いや、きっと200mくらいは沖にでているはずだ。

砂浜では「遠くに仕掛を飛ばすヤツほど釣れる」が信念のオレにとっては、彼らがいる沖ポイントはとても魅力的なのだ。

そこで考えついたのが「サーフィン釣り」だ。

いい場所には彼らがいる

 

オレ自身がサーフボードで魅力の沖ポイントに行き、そこで仕掛をたらせば大漁間違いなし!なのではないか。

船釣り用のテンビン仕掛けをサーフボードにくくりつけ、魅惑の沖ポイントでパドリングと呼ばれるサーファー技法を駆使し、仕掛をひっぱれば、これはもうちょっとしたトローリングだ。

 

こうやってキスを誘い、釣りあげることを以前より夢見ていたのだ

 

当日の仕掛

◆ OWNER : 船からキス「誘い玉」 ※「誘い上手」がキャッチコピー
◆ BRIGHTJTENBIN : キス弓型天秤 ※「喰わせ調子のテンビン アタリ明確!!」がキャッチコピー
◆ YO-ZURI : 六角吊鐘鉛10号

 

脳内では完璧な仕掛け。爆釣間違いなし!

 

尺上のキスがかかってもびくともしないように仕掛けをくくりつけて

 

いざ出陣

 

サーファーに迷惑がかからないように(ちょっと恥ずかしいので)、はずれの沖ポイントへ移動。沖に出た時点で仕掛をおろし、「サーフィン釣り」の開始となった。

 

行きも帰りもパドリング。ちょっと恥ずかしい

 

すぐ釣れた

仕掛をおろして30秒くらい。というか仕掛けをおろした瞬間にビクビクというアタリがあった。

しかも「一荷釣り」と豪華なものだった。
豪華だったが2匹ともフグ。

すぐ釣れた

その次もフグ

なんとそのまた次もフグ

 

スタミナが続かない

「フグが釣れるならキスも釣れるだろう!」と気持ちを奮い立たせ、そのあと何度かチャレンジしてみたのだが、釣れるのは、フグばかりだった。

愛おしく、おいしいキスの姿を見る前に自分の体力がなくなり、ギブアップ。

毎回戻ってこなければいけないのでハードな釣りだとはいえ、最近サーフィンをサボっていたツケがここにきて影響したようだ。

笑ってはいたがどこか不燃焼気味の友人たち

 

海からあがって食べた焼き蛤とビールがおいしかった。

 

絶対の自信を持って挑んだサーフィン釣りだったが、狙った獲物はゲットできなかった。

とはいえ、仕掛けの投入に対してのヒット率100%を叩き出すものすごい釣りだ。

オレ、すごい。

難点は釣れるたびに岸に戻らないといけないことだろうか。

これはぜひまた、作戦を練って再挑戦してみたい。

・・・作戦を練りに練った結果が、普通のボート釣りになっていたとしてもお許しいただきたい。

サーファーはみんな仕掛けくっつけて沖に出ればいいと思うよ。